やっぱり、それでいい。
人の話を聞くのが疲れてしまうあなたへ
人の悩み相談を聞いて、逆にドッと疲れることはありませんか?
聞き方を工夫するだけで心にゆとりができる。
そんな本をご紹介します。
それはこちらの本。
精神科の先生と「ツレが鬱になりまして」を描かれた漫画家の先生がコラボされています。
漫画なのでかなり読みやすいです。
きっかけはこちらのツイートを拝見してもっと知りたくなったのです。
悩み相談聴いてる人が鬱症状になることも多い。「どうやって助けられるかな」など相手の心が関与する目標を掲げてしまい、相手のマイナスを完全に受け止めて疲弊するのが原因です。逆に悩み相談したら余計に疲れる場合は聴いてるように見えて『自分の話』ばかりする相手だったりします。 pic.twitter.com/3wJRwwk9vy
— ふじむらたいき@行動心理の専門家 (@fujifujizombi) 2020年7月27日
●雑念フィルター
相手の話「だけ」を聴いているわけではありません。
話に触発されて、自分自身の思考を聴いているのです。
どうやったら助けられるかな‥
どうアドバイスしようかな‥
★コツ
雑念を取り除く作業をする
話を聞いているときに
何か思考が浮かんだら
「思考」を横におく
人はなにかに集中しているときは、余計なことを考えなくなります。
「今」に集中していると自然体でいられるわけです。
相手にも安心感を与えられます。
●アドバイスをするより聴く
アドバイスは「現状が良くない」と言っていると同じものです。
今を否定されていると感じるためモヤモヤすることも。
アドバイスをされるより、じっくり聴いてもらい
自分の話に関心を持ってもらう
その方が満たされます。
人は安心できる環境を与えられることにより、自ら前進できます。
アドバイスは求められてからにしましょう。
●心の姿勢はふたつしかない
「怖がっている心」
「ぽかぽかあったかい心」
今どっちかみてみる。たったふたつ。シンプルです。
話をちゃんと聞くと本質である「光」がみえてきます。
●「怒り」は「困っている」という信号
怒りの大元は悲しみ。
怒りの奥にあるものをみてみましょう。
相手も自分もそう思うと心に余裕ができます。
●「○○のために聞く」
「相手のためにきく」
- 精神的に疲れる
- 上からアドバイス
- 相手も傷つける、満足に話せない
- 燃え尽きた
「自分の心の平和のためにきく」
- 現状だけ集中してきく
- 相手も自分も楽
- 持っている力を感じ取れる
- ありのままでいられる
- 精神的に疲れない
- ポカポカした気持ち
●相手を変えようとしない
人を変えることは難しいです。
変えようとすると、相手は正当化するのに必死になります。
警戒心が強まります。
自分の「正しい」で相手を変える努力をやめる。
ありのままを聴く聴き方。それが相手も安心しポカポカ穏やかになります。
感想
いかがでしたでしょうか?
この上げた項目だけでも、自分の心にゆとりができました。
アドバイスしがちな自分です。
なんだ、聴いてるだけでも救わるんですね。
もっとシンプルに考えていいのだなあと思いました。
他にもたくさんいいことが書いてありました。
気になる方はぜひ本をご覧になってください。