ここに存在しているだけで、価値がある
アドラー心理学「嫌われる勇気」
友人に勧めてもらった本を読んでいます。
ツイッターの続き、途中からになりますがこちらにアウトプットさせていただきます。
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寝たきりの老人に対して「価値」があるのかという青年の問い対して
⇒他者のことを「行為」のレベルで見ている。
その人が「なにをしたか」という次元。
◎「行為」レベルではなく、「存在」レベルでみていくこと。
他者が何をしたかで、判断するのではなく
そこに存在していること、それ自体を喜び、感謝の言葉をかけていくこと
我々は「ここに存在している」というだけで、すでに他者の役に立っている、価値がある
寝てきりの老人の場合、生きているということそれだけで、ご家族の心を支え役に立っている
◎われわれは他者を見るとき、「自分にとっての理想像」を勝手にこしらえ、そこから引き算するように評価している
理想像として100点から、徐々に減点する。「評価」の発想。
ありのままに見て、そこにいてくれることを喜び、感謝していくこと。
理想像から減点するのではなく、ゼロの地点から出発する。
そうすれば「存在」そのものに声をかけることができるはず。
素直に「ありがとう」
と声をかけることができれば、子供は自ら価値を実感し、新しい一歩を踏み出す
(感想)
ゼロから始まる加算法。
はじめから100点満点、期待してはいけませんね。
「ありがとう」って伝えるだけで自分には価値があると思えるようになる。
とっても簡単でシンプルな最高の言葉だなと思いました。
勉強になりました。
- 作者: 岸見一郎,古賀史健
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
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