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FFVIXと勉強ブログ

問題行動の「目的」はどこにあるのか

 

アドラー心理学

本 幸せになる勇気のアウトプットの続きです

 

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5つの段階というのは徐々にエスカレートしていく

 

エスカレートしてしまわないうちに

なるべく早い段階で対策をしなくてはならない

 

 

第一段階

賞賛の欲求

私を褒めてくれ

 

いい子を演じること

社会人では上司などにやる気や従順さをアピールする

 

 

彼らの目的はあくまでも褒めもらうこと

 

さらに言えば共同体の中で、特権的な地位を得ることなのです

彼らはいいことしてるのでありません

ただ褒められたいことをしてるだけ

 

そして誰からも褒められないのなら、一切褒めなかったらどうなると思うか

 

特別視されないのならこんな努力に意味はない

途端に意欲を失う

 

 

カンニングや偽造工作などの不正行為に出てしまうこともこの段階の特徴

 

 

 

 

教育者やリーダーは、彼らの行動だけに目を向けるのではなく、その目的に見定めなければならない

 

 

特別ではなくても

価値があるのだと教えていくこと

尊敬を示すことによって

 

 

 

何かに良いことをしたときに注目するのではなく

 

もっと日ごろの些細な行動に目を向ける

 

 

そしてその人の関心事に注目し、共感をよせていく

 

 

 

 

 

 

 

問題行動の

第二段階

注目喚起

 

せっかくいいことをしたのに褒められない

 褒められることをやり遂げるだけの勇気や根気が足りない

 

人は褒められなくてもいいから

とにかく目立ってやろうと考える

 

もはや彼らは褒められようと思っていません

とにかく目立つことだけを考えています

 

この段階における子供たちの行動原理は

悪くあることではなく目立つことだと言う事

 

 

 

積極的な子供たちは、社会や会社のちょっとしたルールを破る

 

今はいたずらよって学級の中で特別な地位を出たい

自ら属する共同体の中に、居場所が欲しい

 

ルールを破ること、いわばいたずらによって注目を得ようとする

 

授業中に騒いでみたりしつこく食い下がったり

 

また消極的な子供たちは、学習の著しい低下を示したり、忘れ物を繰り返したり、泣いたりすることによって注目を得ようとする

 

できない子として振る舞うことで注目を集め、特別な地位を得ようとする

 

存在を無視される位なら、叱られるほうがずっといい

 

たとえ怒られるという形であっても

存在を認め特別な地位に置いてほしい

 

それが彼らの願い

 

 

 

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裏に隠された本当の思い

 

(感想)

手が焼ける時って見てほしい時なんですね

 

「目的」その真意がみえるようになりたいですね

 

もっと素直になれたらどれだけ楽なのか

人って複雑だけどシンプルにもみれる

 

小学校のころ

注目喚起の子がいたような気がします

いまとなっては「そうだったんだね」と思えます

 

 

目次答え合わせ

問題行動が目的はどこにあるのか

復讐 特別な存在でありたい。みてほしいんです。

 

嫌われる勇気でやっていたことを、この本でもやってたら本が売れませんよね(笑)

また違う内容で書いてくれるので勉強になります